配達の途中で。稲穂も少しずつ色づいています。
8月31日
私とはー君は朝の配達へ、真理子と真祈子は小雨の中、6時からの学校での早朝作業へ。
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早朝作業は、9月初旬(今年は9日)に開かれるこの地域と学校合同の大運動会の準備のために、草を削ったり刈ったりする作業で、毎年この時期に行われる。
いつもは私が行くのだが、代わりに初めて参加した妻は、この地域の人たちが、老人も含めてたくさん参加するのに驚いた様子。みんな学校を大切にしているんだなあ。このような山間地域の「学校」は、たんなる学校を超えた存在なのだ。
ここにも統合・廃校問題が浮上しているが、これは教育の効率や、経済だけでは決められない、田舎に住む人たちの「こころの問題」でもあるのだと思った。
昨年の運動会での応援合戦。赤組はあと2,3人で全員、観客はこちら側にいる地域の人達や先生だけではありません。山の中からたぬきやうさぎが応援しているかも。
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クリスチャンデュオ「オリーブ」の東亜以子さんが、秋のコンサートの準備のために来訪。コンサートは彼女たちの母校玉川聖学院で10月13日に開かれるようだが、一般の人も参加できるようなので、興味のある人はどうぞ。私も2曲ほど、ほんの少しお手伝い。
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はー君も、少しずつフォルケの生活に慣れてきたようだ。
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「武さんダイアナが死んだよ!」
10年前の今日、オスロの彼女の自宅で、興奮気味にこう教えてくれた福田雅子さんが亡くなって、この夏で4年になる。
私たち家族が異国の地で、彼女にどれほどお世話になったか、この山奥のフォルケにもその後3回ほど訪ねてくれた。雅子さんの助けがなければ、このフォルケは存在しない。
ゆきこさんのノルウェー旅行記、旅の最後は彼女の家を訪問する。