学校統合に思う

8月23日

午前中は近くの町の中二の少年を訪ねる。学校でも生きにくさを感じ、立ち止まっているという。
今すぐフォルケに、というわけにも行かず、今回は精神科の診断、あるいはカウンセリングも必要なケースなのかも知れないと思う。

家が横浜だというので、一昨年フォルケへもいらしてくださった、精神科医関口宏さんのことを思い出し、紹介をすることにする。

夜には、地域の有志(友人たち)の集まりで、小国町の学校統合について、いろいろと意見や熱い議論を交わした。小国町の計画では、7年後の2013年には、小国町に現在ある9つの小学校、6つの中学校をひとつに統合したいということだ。
そのための布石が敷かれ始めようとしているが、ここ叶水地区の保護者の間では、現在のところはおおむね叶水の学校を維持していきたいという意見が大勢を占めている。(他地区はそうでもないようだが)

(注)ここ叶水小中学校は、現在児童生徒あわせて23名、うち中学生は6名で、部活動はバドミントンひとつに限られている。中一、中三は男子生徒一人で、公の家庭教師がついているともいえよう。小国町の山間地域の他の学校は、それぞれの事情はあるものの、本質的には似たような問題を抱えている。すでに中学生が2,3名になってしまった2つの中学は、この春から小国中学に併合され、町のスクールバスで通学をしている。(私の娘は中2で、現在の叶水の学校の仲間たち先生たちを、とても愛している。)

経済効率を考えれば、当然統合に行きつくわけだし、小規模校、大規模校のどちらがよいかという議論になれば功罪相半ばというところで、軍配の上げようはなく、黙っていれば町の意見が結局は通って行くことになるのだろう。

私の考えはこうである。

まもなく保護者ではなくなることもあり、何が何でも統合反対ではないが、ちょっとまてよ、というのが今の心境だ。統合してしまうのはある意味では簡単だが、大規模(中規模)校と、山間の小規模校の両方がある小国町というのも魅力的であり、親も子供たちもそれを選択できるということになれば、山間地域教育のモデルとしての、先駆的な役割もあるのではないかと思っている。保護者の大半が統合に賛成となってしまえば、そのときは仕方ないだろうが、現在のように過半数が統合には疑問を持っているのであれば、とりあえず叶水に関しては、統合は5年か10年先延ばしにし、山間地小規模校の特色を生かした、試みや実践をすべきではないのだろうか。
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by oguni-folke | 2006-08-23 22:29
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