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黄色い線の内側

田舎暮らしをしていると、たまに都会に出たときに面白いことや不思議なことがある。都会にずっと居ると気付かないのかも知れないが。

その一つが、駅などのエスカレーターにはどこに行っても必ず書いてある
「黄色い線の内側にお乗りください」

そういわれて何度も仔細に眺めてみるのだが、どうやっても黄色い線の外側には乗りようがない。皆さんもお試しあれ。乗れる人います?
都会には、アクロバティックに手すりの上に乗っかるとか、壁面に蜘蛛男みたいに張り付くとか、線の外側に乗る人が居るのだろうか。見てみたいような気持ちにすらなる。

過剰な注意は、人間の判断力を鈍らせる。子どもへの教育にもそれが言えそうだ。
でも、まあそれは今日はいいことにしよう。

問題を感じるのは、ホームの黄色い線のほうだ。

アナウンスを聞くと、
「危険ですから黄色い線の内側にお下がり下さい。」

ホームの黄色い線は本来、視覚障がいの人たちのためのもの。とすると、危険と安全の境界を視覚障がいの方たちが歩いていることになる。※注 
一歩外れれば危険な領域なのだ。ホーム下に転落をする視覚障がいの方たちは決して少なくないと聞く。

危険と安全の境界ラインは別に引き、点字ブロックの線はその内側、安全なエリアになければならないのではないか?

※それとも、あのラインは歩くためではなく、ただ単に危険を知らせる線なのかな?
どなたか詳しい方教えてください。
by oguni-folke | 2013-02-20 12:32
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