人気ブログランキング | 話題のタグを見る

消費税

消費税そのものは税の一つの形だし、その仕組みそのものが悪いわけではないだろう。
北欧の国々は消費税はべらぼうに高い。ノルウェーではたぶん25%くらい。120円程度のペットボトルジュースを買うと30円はプラスされ、さらにリサイクル費(ペットボトル1本10円分ほど、スーパーなどに返却するとその分が返ってくる)も加算されるから160円ほどになる。高いなあ、という感じは否めない。


でも彼ら北欧の人たちは、その社会の仕組みを、もうずっと維持している。なぜか。

それはたぶん、それによって集められた税金が、自分たちに還元していること、弱者を救済したり、医療や教育、福祉などに活用されていることを知っているからだろうし、また、そもそも政治家(国家)を、おおむね信頼しているからではないだろうか。
貧富の差、職業間の賃金格差が比較的少ないのも一因かもしれない。


さてさて日本。

今消費税が本当に必要か、という議論よりも、この混迷した政局の中で、どうやったら政治家として生き延びられるのか、「来年も国会議員していたいなあ」みたいな、私利私欲だけで反対投票しているような人がいる気がするのは、私だけ?賛成している人の後ろには、黒幕とか、大財閥がいそうだし。少なくとも弱者の視座はないことだけは確か。

消費税は、もっと信頼される政治家が、みんなが納得するような透明な使い道で使うのなら、受け入れられるのではないだろうか。そうなるまでには、まだ遠い遠い道のりかな。
**
暑い札幌に来ています。27度もあるとか。

夜は北海道合唱団のお二人と「夜の打ち合わせ」でした。札幌駅前の「釧路」で。もちろん真面目な打ち合わせです。11月の演奏会に向けての取り組みについて暑く、いや熱く。

途中から札幌に住む娘も加わって4人の打ち合わせに。

今日(28日)は余市経由で瀬棚まで行きます。瀬棚では修学旅行生が各農家に分かれて、豪快な18泊19日の修学旅行の中心に位置する「酪農実習」中です。
by oguni-folke | 2012-06-27 17:36
<< 北海道の旅 その2 少年でなくても  点数ではない教育 >>