25日
小国で自殺予防の勉強会があり、山形いのちの電話の伊藤さんから、経験談などお聴きしました。参考になることがたくさんでした。小国町は10万人あたりの自殺者の割合がこの10年間で、県で1位が2回あったりで、突出して多いようです。
私は約17年間の短い教師生活でしたが、そのうちの10年は高校生計4クラスの担任をさせていただきました。(合計で約130人ほど)そのなかで、すでに亡くなった方が6名、うち、わかっているだけで自死が2名。(ほかは交通事故2名、病気1名、不明1名)誰もみな悲しいですが、自殺は別格です。
担任した人以外でも、身近で自ら亡くなった若い人が何人かいたこと、その悲しみが、フォルケをはじめた影の力となっています。
そういえば、私の部屋から見える小さな小屋、この屋根の雪を見るたびに、毎年いまごろには必ず雪下ろしになってきていたA君の笑顔を思い出します。彼がなくなってもう3年になるでしょうか。彼の不在を、雪の季節になると痛感します。
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29日
ブログの更新が滞っているのは、極寒だからではなく、この10日間ほど取り組んでいたことがあったからです。ようやくそれも目鼻がつき、はっと気がつけばまもなく2月。冬もまもなく峠です。
スリランカの石川君、2月にはみたび気仙沼入りのようです。ノルウェーからはマグネ君も(これは彼がノルウェー語に翻訳した小説のシンポジウムで)。わたしも2月は小川町・つくば・函館には2回、それに気仙沼にも一度は。ちょっと忙しくなりそうです。