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地震の支援15(真夏編)

7日

早朝、川崎夫妻は2泊3日の予定で南三陸方面へむかった。
石巻大街道地区に昨日オープンした街の駅・おちゃっこを訪ね、南三陸・志津川では建物の最後の仕上げ、めぐみさんは、被災した獣医仲間のいる気仙沼まで足を伸ばす予定。

石巻では、独立学園の在校生や若い職員(卒業生)がつぎつぎに手伝いに入っていて、今回の志津川へも一緒に行くようだ。

水曜日ごろには、小国白い森支援隊の風呂付け班(管校長・ペレットマンさんたち)が、4つ目の風呂をもって石巻へ。炊き出し班はお盆すぎに。

盆近くなり、各地で仮設住宅への入居が続いているが、気の毒なのは小国にもおられる福島の人たち、ふるさとには仮設の作りようがない。その人たちの顔を思い浮かべながら、昨日は映画を見た。泣けた。祝島の漁師たち、特にばあちゃんたちの息長い活動、その真実の声。小国の避難所にいる同年代の方たちの顔が重なった。

「絶対安全です!」と語る電力会社の人たちの声。(2009年の撮影)
「絶対などというな!」と返す漁民。
祝島へは、震災後「ありがとう!」とのメッセージがいくつも寄せられているそうだ。

ただ単に批判に終わるだけではなくこの映画、次の時代へのエネルギーのあり方を示している。スウェーデンでの具体的な取り組みには驚かされるし希望を与えられる。観ていない人必見ですよ。

福島の人たちが小国に来た時には大雪が降っていた。冬、春、夏、季節は3つ過ぎ、もうすぐ4つ目の季節が来る。これからいくつ季節が過ぎたら、この人たちはふるさとに戻れるのだろう。
by oguni-folke | 2011-08-07 05:38
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