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うたごえ祭典・京都

23日~25日

全国うたごえ祭典・京都に参加してきました。

今回は、「いきる」を祭典の中の大音楽会で1000人以上の方々が歌って下さるので、それを聴かせてもらいに、、これが一番の理由ですが、これだけでは(経済的に)とてもいけないなあとあきらめていたところ、仕事もいただいたので、喜んで参加させてもらいました。

1日目はその仕事1 
小編成の合唱コンサートの審査員

音楽以外も含め、審査員は全く初めての経験で、私でつとまるのかなと心配でしたが、その心配は的中!
点数だけでよいのかと思っていたところ、全ての団体、全ての曲にコメント・講評を書けということ、、。

いやあ、これが大変でした。どれも個性的で良い演奏ばかり、うっとりと聴いているだけならなんと幸せな時間だろうと思ったことでしたが、次から次へ歌は進み、感想やら良い点やら課題やら、、、文字を書いたことが最近はないし(キーボードばかり)、ことばも瞬時には浮かばず、、、。汗かきかき精一杯書かせていただいたつもりですが、的外れやことば足らずにはご容赦のほどを。

2日目 大音楽会

朝一番はノルウェー時代からの友人千惠さんとの再会、時間のたつのも忘れて話に花が咲きました。

その後、午前中は少し時間があったので、41年ぶり(中学の修学旅行以来か)に京都の町を少し歩きました。
思ったより京都の町は広くて、歩いていけるはずがなかなか着かなかったりでしたが、古都の秋をほんの少し楽しみました。

午後はメインの大音楽会
6000人は入った府立体育館に、3時間にわたってうたごえが響き続けました。全国からの参加者が千人以上、それぞれの地域にはその何倍かのグループがあるそうで、裾野のひろさ、参加者のパワー、音楽の質の深さ、高さ、それぞれ驚きの連続でした。

生きるも演奏はすばらしかった。こんな山奥の一室で生まれた曲が、小さな高校の教室で26人の若者によって歌われ、それが自由の森を経由して、こんなにたくさんの人達の手に届けられたということ、感無量でした。

会場にはゴーバルの石原夫妻や独立の卒業生たちも何人かきてくださり、一緒に聞くことができました。
初めての方も含め、色々なかたがたとの貴重な出会い、これも今回の大きなできごとでした。

3日目 オリジナルコンサートの講評員

オリジナルコンサートは創作の曲を発表する場所。次から次へ、全国各地から参加された方たちによる、バラエティにとんだ歌が続き、飽きることのない5時間でした。

技術を超えて、音楽を自ら作りたのしむ、あるいは歌を通して思いを伝える、表現する、という音楽の原点(1週間前にも書いた)に、もう一度私自身も帰ることができた1日でした。

いやあ、「歌」って本当にいいもんですねえ。(誰かの口調に似ていますが)

深夜12時、鉄道の発展により、夕方京を出たのに、その日じゅうに何とかフォルケ着。直江兼続が聞いたらびっくりするでしょうね。
by oguni-folke | 2009-10-26 15:50
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