ミニミニクラス会

ちょうど30年前の4月、飯能市に自由の森学園が開校した。私は当時31歳で最初の高校5組のクラス担任だった。その時の生徒だった人たちは、私にとっては「教え子」というくくりよりも一緒に同じ仕事をした「仲間」や「友人」といったほうが近いのだが、そのうちの1人S井さんが教会を訪ねてくれた。会うのは卒業以来らしいが、そんなに長い時間がたった気が全然しない。

土浦めぐみ教会には不思議なことに、同じクラスだったS木さんも毎週礼拝に来られていて、わたしとは当然ながら毎週会っているのだが、今日(19日)は3人で、懐かしいミニミニクラス会をした。午後の聖歌隊の練習にも一緒に参加して。こんどみんなで歌う会したいねー、と言って別れた。

そういえば教会のホームページについにフォルケマン登場!お暇な方はごらんあれ。教会のことに興味のある人は(ない人も)ぜひゆっくりとご来訪ください。

土浦めぐみ教会
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# by oguni-folke | 2015-04-20 09:31 | Comments(4)

初めての里帰り

13日~15日

移転して以来初めての里帰り、つくばでは考えられない1メートルを超す残雪が迎えてくれました。

わずか17日しか離れていなかったのに、山間の我が家はちょっと違う家のようでもあり、ウラシマ太郎の心境でした。子ロバの家には石原家が引っ越してきていて、ここもちょっと違う家のようでもありました。でも、一日過ごすうちに、だんだん馴染んできて、、、、。

やることは満載、つくば・土浦での報告、コメの精米・発送、積み残しの家財積み込み、花ちゃんたちも無事に転居完了、ピアノの運送手配、そして最後はららら合唱団の練習に。

帰途は大石沢を3時出発、会津からはほとんど高速道路独占状態、三春の桜を横目で見ながら磐越道をいわきまで走り、そこで常磐道に合流。つくばの自宅には無事に7時半到着しました。5月は2回小国に戻る予定です。ららら合唱団は5日と19日に。(いつものペース・笑)

めぐみ教会では独立学園の44期卒業生Kさんにばったり。教会の幼稚園「マナ愛児園」にお子さんがいて、お迎えに来たところ、懐かしい話を20分ほどしました。他にも卒業生や関係者がいて、自由の森とも独立学園ともつながりが深いめぐみ教会です。
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# by oguni-folke | 2015-04-16 05:38 | Comments(2)

総長スピーチ2

【後藤さんが伝えたかったこと…市民とは…】

今度は3月24日法政大学卒業式での田中優子総長の式辞の中に語られた
素晴らしいメッセージの抜粋です。
★★★★
すでにホームページでお伝えしていますが、先月拘束されて亡くなった
ジャーナリストの後藤健二さんは、法政二高と本学社会学部を卒業した、
皆さんの先輩です。紛争地帯の弱者によりそったその仕事は、まさに世
界市民と呼ぶにふさわしい仕事でした。後藤さんが伝えたかったことは、
「勝つ」ことではありません。争いの中で生きる場所を失っていく人々
の存在に気がつくこと、その人々にまなざしを向けること、その立場に
立ってものごとを考えていくことでした。

中略

市民とは、自分の生き方を社会や他の人々と結びつけて考えることので
きる人です。自らの中にある差別感や偏見を乗り越え、社会の格差や問
題を少しでも解決しようと、自分と社会の関係の中で行動できる人です。
自立しながらも孤立することなく、多様な人々と話し合い、協力して未
来を創っていくのが市民です。
★★★★
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# by oguni-folke | 2015-04-08 04:10 | Comments(0)

総長スピーチ

同志社大学の卒業式スピーチの原稿です。
こんなメッセージを、すべての大学生に贈りたいですね。

***
2014年度同志社大学卒業式祝辞(2015年3月20日)
同志社総長 大谷 實 

 一言、お祝いの挨拶を申し上げます。
 皆さん、同志社大学のご卒業、また、大学院のご終了、誠におめでとうご
ざいます。学校法人同志社を代表して、心からお祝いを申し上げます。また、
ご両親をはじめ、ご家族の皆様、本日は、誠におめでとうございます。心か
らお喜び申し上げます。

 さて、卒業生の皆さんのほとんどは、これから社会に出て活躍されるはず
ですが、私は、今日の我が国の社会や個人の考え方の基本、あるいは価値観
は、個人 主義に帰着すると考えています。個人主義は、最近では「個人の尊
重」とか「個人の尊厳」と呼ばれていますが、その意味は何かと申しますと、
要するに、国や 社会で最も尊重すべきものは、「一人ひとりの個人」であり、
国や社会は、何にも勝って、個人の自由な考え方や生き方を大切に扱い、尊
重しなければならない という原則であります。個人主義は、利己主義に反対
しますし、全体主義とも反対します。

 同志社の創立者新島は、今から130年前の1885年、同志社創立10周年記念式
典の式辞のなかで、「諸君よ、人一人は大切なり」と申しましたが、この言
葉こそ、個人主義を最も端的に明らかにしたものと考えられます。

 この個人主義について、日本の憲法は、「すべて国民は、個人として尊重
される。生命、自由及び幸福追求に対する国民の権利につい ては、公共の福
祉に反しない限り、国政の上で最大の尊重を必要とする」と定めています。
遅ればせながら、68年前の1947年5月3日に公布された日本国 憲法で、個人主
義を高らかに宣言したのです。

 あの悲惨な太平洋戦争の原因の一つであった、全体主義あるいは天皇中心
主義といった国や社会のあり方について、深刻に反省し、 「政府の行為によっ
て再び戦争の惨禍が起こることのないようにすることを決意し」て、全体主
義・天皇中心主義の国や社会のあり方を180度転換して、「す べて国民は、
個人として尊重される」としたのです。憲法13条は、まさに、日本国憲法の
根幹を示すものとして規定されたのでした。

 ところで、諸君も十分判っていると思いますが、安倍首相の憲法改正の意
欲は並々ならぬものがありまして、早晩、改正の動きが具体的になってくる
ものと予 想されますが、そのために、自由民主党は自民党憲法草案なるもの
をまとめて公表するに至りました。その中で、「個人の尊重」という文言は
改められて、「人 の尊重」となっています。起草委員会の説明ですと、従来
の「個人の尊重」という規定は、「個人主義を助長してきた嫌いがあるので
改める」というものであり ます。今日の価値の根源となっている個人主義を、
柔らかい形ではありますが、改めようとしているのです。このことは、これ
まで明確に否定されてきた全体主 義への転換を目指していると言ってよいか
と思います。

 先にも申した通り、日本国憲法は、個人主義を正面から認め、人間社会に
おけるあらゆる価値の根源は、国や社会ではなく、一人一人の個人にあり、
国や社会 は、何よりも、一人一人の個人を大切にする、あるいは尊重する、
といった原理であると考えています。

 自民党草案の他の規定を見ましても、個人よりも社会や秩序優先の考えか
たがはっきりと表れており、にわかに賛成できませんが、私は、個人主義こ
そ民主主義、人権主義、平和主義を支える原点であると考えています。

 卒業生の皆さんは、遅かれ早かれ憲法改正問題に直面することと存じます
が、そのときには、本日の卒業式において、敢えて申し上げた個人主義を思
い起こしていただきたいと思います。そして、熟慮に熟慮を重ねて、最終的
に判断して頂きたいと思うのであります。

 結びに当たりまして、卒業生、終了者の皆さんのご健康とご多幸をお祈り
し、併せて、一国の良心としてご大活躍されますことを期待し、また、お祈
りして祝辞とします。

 本日は、誠におめでとうございます。
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# by oguni-folke | 2015-04-06 09:14 | Comments(0)

近況

ご無沙汰をしていました。もう4月なのですね。
ブログを閉じてしまったわけではなく、ただただ忙しくて書く暇がなかったのです。

山形小国→つくば市への転居
娘の引越しで愛知県犬山へ往復(私は運転手)
1日からはフルタイムで教会での仕事が始まり、すぐに教会員の方の葬儀がはいり、
明日はクリスマスと並んで最大の行事の一つ、イースター礼拝、、。

めちゃくちゃに忙しいけれど、充実した毎日です。
老化した頭には覚えられないことがたくさんあって、
大変ですが刺激にはなっていて、案外心地よいです。

今朝は、フォルケのようなことを教会でもやりたいという方とお話をしました。

5月末まで、ここでの報告や、この2か月で3回は帰る予定の
大石沢の様子をお伝えしたいと思っています。
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# by oguni-folke | 2015-04-04 07:50 | Comments(0)

風のとおり道

フォルケ通信、風のとおり道17号(最終号)の発送が今日から始まっています。

ただ、震災直後のパソコントラブルの影響で、一部データが復元できていないことに気付きました。
フォルケをこれまでご支援していただいてきた方のなかで、3月末になっても通信が届かないかたは、ご面倒でもご一報下さい。すぐにお届けいたします。

また、興味のある方も、と言ってもこれで最終ですが、ご連絡いただければお送りします。
震災支援にご協力くださった方には、2012年の9月に報告を一度お届けしていますが、その後の活動(縮小してですが)も含めた報告もお届けしたいと思っています。

こちらは、もうしばらくお待ち下さい。
来月中旬になっても届かない場合はご連絡を下さい。

メールあて先、できれば folkeman114@gmail.comでお願いします。
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# by oguni-folke | 2015-03-26 09:49 | Comments(0)

死者たちへの世論調査

広島長崎で亡くなった、たくさんの人たちに聞いてみたい
沖縄で亡くなった、大勢の少女たちに聞いてみたい
無念の思いで、ふるさとや恋人と別れ逝った召集兵士たちに聞いてみたい
空襲で焼死した、私の曾祖母にも聞いてみたい

今の政府を支持しますか?
日本の「国益」のためになら、日本のわかものが戦場で命を落とすことがあってもいいですか?
九条をどう思いますか?
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# by oguni-folke | 2015-03-23 06:04 | Comments(3)

2度目の卒業式

3月13日

独立学園65期生の卒業式でした。卒業する24名それぞれが、卒業にあたっての今の気持ちを一人一人語り、式の中では証書の授与はなく、歌ったうたはハレルヤコーラスでした。

式後の会食でも卒業生は歌いました。これが24名で歌う最後の合唱でした。特に「生きる」は、私の胸深く響きました。

自分の書いたものを、生徒たちがすぐに歌ってくれるのですから、こんな幸せな音楽教師、作曲家はほかにいないでしょう。感謝しかありません。新しい歌を教えると私が何もしなくても、1週間後にはみな暗譜で歌ってくれていました。

独立学園では昔から、卒業式は終りの日ではなく始まりの日だといわれています。英語のcommencementには、卒業という意味と始まりという意味がある、と創立者の鈴木校長先生はいつもおっしゃっていました。

私は43年前の3月にここを卒業したのですが、この日、3月13日は私にとっては2回目の卒業式だった気がします。とうとうここを卒業だな、と感慨深いものがありました。
今日フォルケの通信「風の通りみち」の最終号を印刷に回しました。正式には5月末で終了としますが、このフォルケの営みを終えることになりました。北海道からの1期生を迎えて、スタートしたのが2000年の6月でしたから、ちょうど15年となります。

多くの人に支えられ助けられの15年間でした。あらためて挨拶は記しますが、このブログもそれに伴い終了とします。ここを何度も訪ねてくださり、時にはコメントもくださった多くの皆さん、ありがとうございました。

もう高齢者に片足を踏み入れるような年になりましたが、それでも新しい始まりの日であることは彼らと同じです。commencement、新しい世界には何が待っているのでしょう。どんな出会いがあるのでしょうか。
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# by oguni-folke | 2015-03-16 15:03 | Comments(5)

別れ雪

この季節にしては想定外の大雪で、新雪が50センチも。

その中で、全国からの父母や卒業生も一緒に、今日は独立学園のさよなら音楽会。
1968年から始まったこの行事、途切れることなくこれで48回目。

今年もいい会だった。音楽教師はノータッチで、3年生が自分たちで選んだ歌は、アンコールも含め28曲。若いからとはいえ、全部暗譜なのがすごい。こんなに卒業生が歌う普通高校は、多分ここと自由の森しかないだろうな。ほかに島根の愛真高校もたぶん、、。

世界の民謡や宗教曲に混じって、ヒロシマのある国で、生きる、ハッピーバースデー。きみの手ときみの手は途中から手をつなぎあって。アンコールには「さくら」も。最後は涙涙、、。会の最後は全校でケサラ。平和と自由を求めて。

終了後、秋田の仁賀保から土田牧場の土田ファミリーが子ロバの家に。この二人は独立学園の45期生、生きるを最初に歌ってくれた人たちで、今は3人の親に。もうすぐ小学校の蒔子(まきこ)ちゃんは、元気一杯に「レタスのうた」を歌ってくれました。
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# by oguni-folke | 2015-03-12 21:32 | Comments(2)

最後の授業

昨日は3年生と、そして今日は全校音楽でハレルヤ練習、私の授業がこれですべて終わりました。
この3月で独立学園を退職することになったので、これが最後の授業となりました。

飛び飛びではありましたが、37年間、その折々にたくさんの高校生たち(時には小学生と)と歌うことができたこと、ほんとうに幸せでした。

今の高校生のみなさんと、昔と、もっと大昔の高校生の皆さんに、こころからありがとう!
学校は離れても、うたとは離れようがないので、これからもまだまだ歌っていきますよ。
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# by oguni-folke | 2015-03-10 17:59 | Comments(5)