<   2015年 01月 ( 5 )   > この月の画像一覧

一年後のそのあと

一年前の今頃、関西の女声合唱団レガーテから依頼されて、春にかけての何か月かを、
谷川俊太郎さんの「そのあと」という詩に向き合っていました。

ここにも何回か記しましたが、そのさなかに、古くからの大切な友人を送ったのでした。

そのあと       谷川 俊太郎

そのあとがある
大切なひとを失ったあと
もうあとはないと思ったあと
すべて終わったと知ったあとにも
終わらないそのあとがある

以下略

それから一年がたっていよいよ大阪で、その曲が演奏されることになりました。

今度は私自身が、父を送ったそのあとをこころに刻みながら、明日早朝大阪へ向かいます。

演奏会には去年亡くなった石原真木子さんのファミリーもご一緒に。


***
行ってきました。石原ファミリーも一緒に聴いてきました。
満員のいずみホールに「そのあと」が流れました。こころのこもった、暖かで良い演奏でした。
谷川さんの詩がみんなのこころに届きました。

1年近い長い時を歌い続け、またご招待をしてくださった合唱団レガーテのみなさん、ありがとうございました。

おりしも悲しい事件が報告されたその日、憎しみの連鎖ではなく、武力による報復でもなく、宗教や国境を超えた友和のそのあとを願いながら、雪の山形に戻りました。
[PR]
by oguni-folke | 2015-01-31 22:53 | Comments(0)

父を送る

父・武祐一郎が17日に亡くなり、19日に前夜式、20日に葬儀式でした。(上尾キリスト教会)

家族との別れは悲しいですが、89年間を走りきった充実の生涯でしたし、死は終りではない、というキリスト教信仰を持っていましたから、天国への凱旋を祝う式でもありました。
終りの式であり、出発の式でもありました。
かねてからの父の願いの通りに、父の愛した独立学園の卒業生たちに棺を担いでもらい、ヘンデルのハレルヤの合唱での旅立ちでした。

2日間とも天候が良くて、火葬場からは遠くふるさとの赤城山が見えました。

入院は5日間でしたが、最後まで意識はあり、祈りに対してしっかりとした声で「アーメン」と言っていましたし、亡くなるその日も、見舞いに来た私の長男(孫)に「ありがとう」と語りかけていました。
それが私が聞いた最後の父のことばでした。

陸軍士官学校の生徒として敗戦の前日に20才なったので、そこまでは軍国少年だったのですが、戦後キリスト教信仰を与えられてからは、70年間キリスト教非戦論を貫き、国内だけではなく韓国との交流も続けました。亡くなる間際まで父の祈りは、日本が九条を守ること、中東を始めとした世界が平和になることでした。

私たちは重いバトンを受け継いだことになります。
[PR]
by oguni-folke | 2015-01-23 06:10 | Comments(9)

暖かき

暖かき 孫の手九条 あればこそ

いい俳句ですね。今朝の東京新聞より。

事情があって、埼玉の実家に日帰りしました。

大阪では新作2曲の練習会 

さて?

ちょっと遅ればせながらですが、「広い河の岸辺」のやぎりんさん、
9日付けの朝日「ひと」欄に。
[PR]
by oguni-folke | 2015-01-12 23:17 | Comments(0)

幸せのかたち

何度も書いてきた気がするけれど、社会も学校も、そして私たち自身も
優先順位(Priority)をどう付けていくか、が問われているのだと最近はいつも思う。

何を一番大切に生きるか。
社会で言えば、誰が一番大切にされているのか。

あえて幸福の党などと名づけなくても、みんなが「幸福」は願っているわけで、
その内容がいつもあいまいになったまま、私たちの国は進んでいる。

以前にも書いた、あべさんグループの大好きな「国益」ということばも、それは人それぞれで、かなり怪しいまやかしのことばだと思う。「それはあんたの利益でしょ」といいたくもなる。

今の日本社会に溶け込めず、悶々と生きる多くの人たちは、そのまやかしやあいまいの犠牲者と言えるのかもしれない。

一方、神を一番大切に生きるのはわかるが、そのためには何をしてもよいわけではない。
自分の神と同じように、他者の神も尊重しなくてはならない。これはキリスト教社会もおなじ。
争いを神が望んでいるとは到底思えない。

***
さて、その上で

民族も思想も宗教も、右も左も、求める幸せのかたち、優先順位は少しは違っても、ここだけはうなずきあえる、共感できる、一緒に泣けるといううたが歌いたい。

大げさに言えば、この世紀を人類が生き残ることができるとすれば、それは戦いの果てではなく、世界がそのうたを歌えるときだろう。

2015年、寒村に生きる爺の初夢
[PR]
by oguni-folke | 2015-01-09 07:28 | Comments(6)

何よりもピース

みなさま
新しい年、おめでとうございます
今年も宜しくお願いします
***
ピースとハイライト  作詞・作曲 桑田 佳祐

前略

都合のいい大義名分(かいしゃく)で
争いを仕掛けて
裸の王様が牛耳る世は・・・狂気(Insane)
20世紀で懲りたはずでしょう?
燻(くすぶ)る火種が燃え上がるだけ

中略

この素晴らしい地球(ふるさと)に生まれ
悲しい過去も 愚かな行為も
人間(ひと)は何故に忘れてしまう?

愛することを躊躇(ためら)わないで

全文はこちらで
ピースとハイライト
[PR]
by oguni-folke | 2015-01-01 07:33 | Comments(10)