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すべての山に登ろう

23日

独立学園の卒業式は3月ですが、一足早く卒業記念講演会。今回は吉原康さん(30期生)
タイトルは「すべての山に登ろう」

わかりやすくていいお話でした。卒業する24人の3年生にとって、大きな励ましとなったでしょう。
前半は吉原さんのこれまでの歩みなどお話中心、後半は自らの作品のことなど音楽が中心になって、その中で彼のピアノで全員で歌ったのが「花は咲く」。
3年生の3年間の歩みとも重なる部分があって、彼らの心の奥に響いたと思います。

終了後私は函館へ。

24日

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ひのき屋と競演する的場中吹奏楽部の皆さん

ひのき屋主催の楽しい音楽会、わいわいファミリー音楽祭が七飯文化会館で。既報の通り、たくさんの人たちの参加で、これまで以上に楽しい会になりました。

エンディングは、保育園児が120人くらい、それに中学生も大人も混じって総勢350人の大合唱(ブラスつき)で、ケサラやハッピーバースデー。私は6年連続で参加させてもらっていますが、残念ながらこの形では今回が最終コンサート。
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この音楽祭で生まれたうたごえは、きっとみんなの心に生き続けることでしょう。

25日

サヨナラ函館

この16、7年間に60回以上通った函館ともお別れかなと朝のまちなみ
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でも、なんとなくまたすぐに来そうな予感も

***
小国に戻る途中、ひどい目にあいました。
福島から乗った新幹線が雪で立ち往生、なんと6時間半も動かなかったのです。あと15分も走れば米沢なのに、、。とほほ。水とカロリーメイトの差し入れも受けたりして。

それでも何とか夜11時には帰宅。函館から15時間半のたびでした。やれやれ
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by oguni-folke | 2013-02-26 09:23 | Comments(4)

酷雪

豪雪ということばはあるけれど、今年のこの雪は豪雪を通り越して酷雪と言えそうです。天にあった雪の原液が全部落ちてきたのかと思うほどで、積雪は確実に400に近づいているはずです。(もしかしたら越したかも)ここ2、3日は特に、ざくざくと恐ろしいように降りました。

写真は今の子ろばの家周辺
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直撃だけは避けたい屋根の雪






そんな中、闘病中だった渡部博さんが亡くなりました。卒業生で元町会議員でもあり、この叶水地区のリーダーの一人でした。まだ63歳。若すぎます。
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by oguni-folke | 2013-02-22 15:10 | Comments(7)

黄色い線の内側

田舎暮らしをしていると、たまに都会に出たときに面白いことや不思議なことがある。都会にずっと居ると気付かないのかも知れないが。

その一つが、駅などのエスカレーターにはどこに行っても必ず書いてある
「黄色い線の内側にお乗りください」

そういわれて何度も仔細に眺めてみるのだが、どうやっても黄色い線の外側には乗りようがない。皆さんもお試しあれ。乗れる人います?
都会には、アクロバティックに手すりの上に乗っかるとか、壁面に蜘蛛男みたいに張り付くとか、線の外側に乗る人が居るのだろうか。見てみたいような気持ちにすらなる。

過剰な注意は、人間の判断力を鈍らせる。子どもへの教育にもそれが言えそうだ。
でも、まあそれは今日はいいことにしよう。

問題を感じるのは、ホームの黄色い線のほうだ。

アナウンスを聞くと、
「危険ですから黄色い線の内側にお下がり下さい。」

ホームの黄色い線は本来、視覚障がいの人たちのためのもの。とすると、危険と安全の境界を視覚障がいの方たちが歩いていることになる。※注 
一歩外れれば危険な領域なのだ。ホーム下に転落をする視覚障がいの方たちは決して少なくないと聞く。

危険と安全の境界ラインは別に引き、点字ブロックの線はその内側、安全なエリアになければならないのではないか?

※それとも、あのラインは歩くためではなく、ただ単に危険を知らせる線なのかな?
どなたか詳しい方教えてください。
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by oguni-folke | 2013-02-20 12:32 | Comments(8)

閉じたガラス窓をあけて

16日 

朝、広島駅から芸備線に乗り三次(みよし)へ。ここにはイフという合唱団があり、その中心メンバーである佐々木さん(親子劇場も主宰)のお招きでこの訪問が実現しました。三次は小国をちょっと大きくした街かな、と思っていましたがどうしてどうして、それなりにずっと大きな、川の美しい町でした。

前半は子ども中心に楽しく歌の会、後半はフォルケの話や歌を交えながら大人たちと。私の願いと参加者の思いがハーモニーを奏でた会だったと思います。また機会があればうかがいたいです。

ゆっくりできればよかったのでしたが、終了後東京へ移動。

17日

午後から新宿で、中央合唱団+高校生と歌う合唱団の練習と最後のCD録音「夢をかたるとき」でした。

東京の高校生たちや、自由の森のOBOG関係者など多数集まってくださり録音はすべて無事に終了。新宿この界隈は、私の音楽の恩師、桝本華子先生が若い日々を過ごした町、そして、ちょうどこの日は、華子先生が亡くなって1年の記念の日、このCD制作がここまで来るまでには、たくさんの人のご協力があるのですが、なんといってもその水源は華子先生、そこの音楽の泉から私の歌は流れ出ているわけで、感慨深い一日となりました。

18日

CDのトラックダウン、これまで録音してきた11曲と練習用ピアノの11曲を合わせて、最後の調整をし、夕方にそれが完了しました。私が言うのもなんですが、多くの人たちのご協力により、いいCDができました。

発売開始は3月20日
フォルケ事業部でも。

『このCDで紹介された歌たちが、“閉じたガラス窓”を開けて“たんぽぽのわた毛”のように飛んでいって、私の知らない海辺の教室や、緑の風が吹き抜ける園舎で、また、街の小さなホールなどで歌われていくとしたら、こんなにうれしいことはありません。CD制作にご協力くださったすべてのみなさんに、心から感謝をいたします。』

CDライナーノートに記した文章の抜粋

19日

時折吹雪く中を1週間ぶりの小国に戻り、授業とららら合唱団の練習。

旅の終わりに、フォルケとつながりのあったT君の訃報。ことばがみつからない。
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by oguni-folke | 2013-02-19 23:27 | Comments(2)

星の降った夜に

昨年来3回目の広島、そしてはじめての三次に行ってきました。

出会いが出会いを生み、その点がつながって、また次のつながりに広がっていくという得がたい体験をさせていただきました。それを演出してくださったかたがたに、歓迎をしてくださったみなさまに、心から感謝をいたします。

まずは夜の広島合唱団の練習に、、、。

7時からの練習には次々に人が集まり、30人以上になったでしょうか。最初は私がいるので、みなさん緊張気味でしたが、(こちらもですが)だんだん歌を歌ううちに、気持ちがやわらかくなっていったのがわかりました。昨年から歌ってくださっているのが、拙作の「星ものがたり」

これはあの震災の日に、ちょうど書き上げたという因縁の歌ですが、今回おりしもロシアでは星が降ったというニュースが舞い込み、これまた不思議を感じさせられました。

ハッピーバースデー、いきる、と熱の入った練習が続き、最後は合唱団お得意の歌を、、。
とても勉強になった夜でした。

その後の歓迎交流会、たくさん集まってくださり、広島の人たちのこころに触れました。ここでも、最後はやっぱり歌の話、、みんな好きなんですねえ(私もですが)

さて、翌日は初めて芸備線というローカル線に揺られて1時間20分あまり、広島県北の中心の町、三次へ。
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by oguni-folke | 2013-02-17 06:45 | Comments(3)

Dons&Marry

10日

毎月1本をめざしていても、なかなか時間もとれないでいたが、ひさしぶりに映画館で映画を観る。
「東京家族」、、、、いがったなぁ。何気ないんだけど泣けた。

11日

3月2日のららら合唱団5周年コンサートに向け、打ち合わせと歌の練習。合唱団とは別に、3人で「竹田の子守唄」を歌おうということで集まった。にわかグループの名前も決まった。

「ドンズ&マリー」  いい名前でしょ?

意味は、、、何を隠そう、3人とも住んでいるところがどんずまり、それ以上先には家のない辺境奥地なので、、。

竹田の子守唄は70年代のヒット曲だが、その後準放送禁止の曲となり、テレビ・ラジオから消えた。その辺のいきさつは「放送禁止歌」森達也が面白い。

夜、半年ほど前から委嘱されていた合唱作品をようやく仕上げて半分送る。「希望のうた」
この時代の絶望に近い現実の中で、どうやって希望を見つけ出し歌うのか。どんずまりの道に、抜け道があるのか。その答えの一つがこの作品にあるのか、自らを問われつつ。
詞は友人のきむらいずみさん。そのさびの部分から。

♪ さあ歌おう 涙のまま
   歌おう 希望のうた 
    心のこだま 響かせながら 
     明日へ~ ♪

12日

独立学園が特別休暇で、午前と午後に高校生が遊びに来る。それぞれ作曲をする少年たちで、作品を演奏して聞かせてもらいながら楽しい時間を過ごした。私と話している相手は40年前の私。

夜はららら合唱団の練習 演奏会で復刻するミュージカル「ゆきんこ」の練習を中心に。
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by oguni-folke | 2013-02-12 22:57 | Comments(5)

函館の朝

2月3日
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ひのきやさん
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ひのき屋も今年は結成15周年、すっかり函館の顔となり、彼らが中心の夏の函館民俗芸術祭は、世界各地からのゲストを迎え、函館の夏の行事として受け容れられています。

今年はぜひ小国公演を実現したいなあ。
24日のわいわいファミリーコンサートに向けての練習会(3日・七飯本町保育園)

◆わいわいファミリー音楽祭2013

日時:2013/2/24(日)開場12:30 スタート13:00
会場:七飯町文化センター・大ホール(亀田郡七飯町本町6丁目1-2)
出演:北美原たいようクラブ(函館)、北美原第2たいようクラブ(函館)、元気クラブ(函館)、七飯ほんちょう保育園(七飯)、認定こども園どんぐり(七飯)、大中山保育所(七飯)、青い鳥保育園(函館)、神山保育園(函館)、つくしの子保育園(函館)、函館亀田港保育園(函館)、亀福2(函館)、森中学校吹奏楽部(森町)、七飯中学校吹奏楽部(七飯)、的場中学校吹奏楽部(函館)、北海道教育大学附属函館中学校音楽部(函館)、北方派五分楽団(札幌)、トヤトヤ(洞爺、羊蹄山麓)、武義和 (山形、音楽講師)、ひのき屋(函館)ほか ※順不同
料金:前売一般1,000円、前売学生500円(小学生から大学生)※乳幼児無料、全席自由、当日は各200円増し

主催・問合:ファミリー音楽祭実行委員会(ヒトココチ内) 0138-51-5727
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by oguni-folke | 2013-02-09 10:23 | Comments(1)

何よりも尊き

卒業が近づき、残り少なくなった独立学園3年生の授業、今日は私からの最後の曲「何よりも尊き」を一緒に歌った。詩は瞬きの詩人水野源三さん、曲は独立の卒業生で現在は小児科医の吉原康さん。

1983年の作品とあるので、吉原さんは多分21歳くらいだろうか。水野さんは84年の2月に亡くなったが、詩はもう少し前に書かれている。吉原さんの作品の中でも、水野さんの詩の中でも、私がもっとも好きなものの一つだが、実際の授業で取り上げるのは初めて。

今年の卒業記念講演が吉原さんだと聞き(2月23日11時より)、それならもうこれしかないと迷うことなく選曲をした。(卒業生が卒業講演をするのは初めてではないか。)

「失われたるもの」が何よりも尊いと、この歌では歌われている。
音とりを終えみんなで歌った。アカペラの歌だが、わたしはうっすらとピアノを入れた。そのとき、吹雪だった空から急に陽の光がさっと教室に注いだ。華子先生が聴きにこられた?

音とことばが高校生たちの心に共鳴して、新しい音楽室に響いた。
歌を終えて、しばらく沈黙が続いた。みんなが余韻に浸っていた。


もうすぐ華子先生が亡くなって一年になる。
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by oguni-folke | 2013-02-08 22:12 | Comments(0)

涙のままで

♪*♪*♪
交流授業のあと、午後は車を走らせて山形市へ。「沙羅」をお借りし、木村さんと、途中からは忠やんも一緒に、新しい歌つくりのことで検討会。他の人の考えを聞くと、新しい発見もあってとても勉強にもなる。

木村さんの詩に私がちょっとくわえ「♪ さあ歌おう涙をふいて」としてメロディを付けていったのだが、聴き終わった山本忠やんがひとこと

「涙をふいて、はちょっと安易ではないか?涙はそう簡単に拭かんほうがいい。」

「・・・なるほど・・」

あーでもない、こーでもない3人でしばらく考えた末、一番はこうなった。
「♪ さあ歌おう、涙のままで」
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by oguni-folke | 2013-02-07 06:11 | Comments(6)

わかれ道

私の車にはナビはないので、新しい町などでは特に、どっちに曲がったらいいのか逡巡することがある。たいてい勘ぴゅーたー搭載の人間ナビでどうにかはなるのだが、たまにはトンでもない袋小路に迷い込んだりもする。時間の余裕さえあれば、それも案外おもしろいと思っているのだが。

私の歩いてきた道にも幾つかのわかれ道があって、その折々、立ちどまって慎重に行く末を考えたような気もするけれども、えいっと決めたような時もある。その判断がほんとうに良かったのかどうかはわからないが、もうそれは私の道となってしまったのだから、その道にありがとうと頭を下げたほうが良いのだろう。

学校を出て最初のわかれみち、私は三重県の愛農学園という小さな全寮制の農業高校に進むことを決めた。24歳からの4年間、教師としてはもちろん、人間としても未熟そのものの私を受け容れてくださった皆さんには、今はほんとうにありがたかったと思っている。

その愛農高校から高校生たちが遠路やってきて、独立学園に滞在している。昨日は3年生の授業で、一緒にケサラを歌った。遠く離れていた時間が、このときだけは急接近して重なった。今はもう地上にはいない角市さんや志賀さんの顔が浮かんで、気付かれないようにうつむいて、笑顔のままちょっとだけ泣いた。
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by oguni-folke | 2013-02-06 09:26 | Comments(0)