12月15日
とうとう宝の失われる日が来てしまい、がっくりである。それにしても、その前にタウンミーティング基本法を制定してほしかった。わが国の教育の根幹を考える過程の、あまりのお粗末。
3人で、山形市のフリースペース「ぷらっとほーむ」を訪ね、スタッフの愛さんに歓迎していただいた。最近ぷらっとほーむでは「支援者の不登校・当事者の不登校」(不登校支援のためのコミュニケーションヒント集) という小冊子を発行、これがとてもいい。
支援者5人の深い内容の文章と、当事者数名の本音の声を聞くことができる。何冊かいただいてきたので、読んでみたいかたは連絡ください。(送料のみで差し上げます・先着5名)
帰り道、○○町の「スワンパーク」での風景
物語はこうだ。
冬の田に舞い降りてきた白鳥に、地元の人がえさを与え、喜んだ白鳥たちは、年をおうごとに増え続けた。それに目をつけた町の方々、観光の目玉の一つに、と田の周りを整地し、駐車スペースも作って、最後に看板を立てた。「スワンパーク」
ところが看板が立ったとたんに、警戒する白鳥を尻目に増え続けたのが「かも」
ごらんのように、白鳥の湖となるはずだった池は、かもの池に。
1000羽はいた白鳥は、今日は数羽を見るのみだった。
北国からわたってきた白鳥、「あれ?ここはかもの池かも?」「俺達の方がかもにされそう」
と思ったかどうかは知らないが、
少なくとも、自然は人間の思い通りにはならない、ということを私たちに語りかけてくれている。