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ていねいな感情への配慮

10月9日

午前中、若い友人okazuさん来訪。キリスト教の話、仏教の話、教育の話、、、昼食も一緒に食べながらの楽しい時間でした。

午後から娘も一緒に3人で米沢へ。落合恵子さんのお話を聞くために。

落合さんの講演、本当に豊かな時間でした。そのことを3行くらいにまとめるなどどいうことはとてもできない、余韻の深く残るお話でした。そのお話を聞きながら、あるいは聞き終わって考えた「私自身のこと」を記して、感想に代えることにします。

最近ある方から電話で相談を受け、それに対する私の応答が悪いということで、ご家族から非常に厳しい叱責の手紙をいただきました。こういった役割を担っている以上、(当事者やご家族の期待が大きいゆえに、これにこたえられない私に対し)罵倒されたり怒鳴られたりすることも時にはあるのですが、慣れるということがなく、そのたびにがっくりと落ち込みます。誤解の部分や、反論としてではなく、私の考えをもっと詳しく伝えたい気持ちはあるのですが、今日の話を聞きながら、やはり私に欠けていたのは、痛めるものへの、「丁寧な感情への配慮」だったのだと深く反省しました。

カウンセリングをもっと学ばなければならないのだと思いますし、何よりこういった問題に関する謙遜と畏れの気持ちを、切らすことなく持ち続けること、とても難しいことですが、こういう役を与えられているものの最低限の勤めなのだろうなあと思うのです。

ただ、もうひとつ具体的な改善を迫られることとして、電話での相談に対する応答の仕方です。
電話での相談は、私の生活の中のどんな場面にかかってくるかわからないのですが、時には疲れ果てているときもあるわけで、かかった電話で超緊急のものを除き、時間を設定して一度電話を切る、ということをこれから実行していこうかなと考えました。改めて、心を整えてから電話を受ける、お話をうかがわせていただくということです。
by oguni-folke | 2006-10-09 22:37
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