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途方にくれる

5月18日

一緒に「途方にくれる」ということを、最近よく考えるようになった。

こんな小さなフォルケだけれど、訪ねてこられた人から、受話器の向こうから、またメールの文面から、若い人たちに関係する相談を受けることがある。

私や妻で、ある程度の返事ができるケースや、中にはお話を聞いているうちに、急に先が開けたりすることもあるが、たいていは気の利いた返事はできず、時にはその現実のあまりの重さに、一緒にため息をついたり途方にくれることしかできないことも多い。思わず涙することもある。

でも、私はそれでもいいのかもしれないと(少なくとも力なき私たちにとっては)、最近思うようになった。今日も午前中、重い現実を抱えるお2人の方の訪問があり、一緒に2時間ほどお話をしているうちに、このことを考えていた。

「私たちは、途方にくれても失望せず、、、」という聖書の中のことばがあるが、どんな絶望的に見える現実の中にも、必ずひとすじの希望はあるのではないか、と私は信じたい。

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1歳から50?才まで、叶水から大石沢から、15人近い人がパン窯のまわりに集合し、今日はこれまでで一番にぎやかな、パン焼きになった。Jettyは、火の番やパンの調合などにフル回転。

忙しい一日だったが、午前中は、近所の康彦くんがフォルケの畑を機械で耕してくれて、とても助かった。

夜は小原さんも一緒に夕食。楽しい夜だった。
by oguni-folke | 2006-05-18 23:00
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