6月4日、木村和枝さんの葬儀が山形市でありました。その日の山形はおそらく一年で最高に爽やかで、一番美しい日でした。
セレモニーの後半で、山形センター合唱団の皆さんによって「希望のうた」が歌われました。このうたは療養中の和枝さんが「希望のうたがいい!」と発案し、パートナーの泉さんが詞を書いたものです。(このブログ2月7日参照)
まさにみんなが涙のまま歌いました。死を突き抜けて、それでも希望があるのか、皆が問われつつ、和枝さんのこころを歌いました。
私たちにとってほんとうの希望とは何なのか、この悲しみの中から、それでも(希望を)歌うと言うことはどういうことなのか、深く考えさせられて、でも少しうなずいて、小国に帰りました。
この日を峠に、授業も仕事も休んで1週間臥せっていましたが、週が変わり、ようやく私も再び歌い始めています。
イングリッシュ・ラベンダー