ここ2,3日、何度も心の中をこの話が駆けめぐる。
かたあしだちょうのエルフ
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動物の子どもたちを守るために、勇敢にライオンと闘った駝鳥のエルフは、ライオンから子どもたちを守るが、片足を食いちぎられてしまう。助けてもらった動物たちは感謝をし、かわいそうに思ってたべものをエルフのもとに届けるのだが、だんだんと日がたつにつれて忘れられてしまい、食事を自分で摂れないエルフはだんだんに弱ってしまう。
そんなある日、今度は黒ひょうが襲ってくる。子どもたちを守るためにエルフは最後の力をふりしぼって戦い、子どもたちを守るのだが、お礼を言おうとこどもたちがエルフを探すとすでにその姿はなく、エルフの形をした一本の木がたっている、、、、
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あの日私たちは、もう二度とこんな悲しみは繰り返さないと深く心に刻んだのではなかったのか。