石巻のおちゃっこ終了のニュースは、しかたないのかな、とは思いつつ、ちょっとさびしい。
それでも、昨年夏のオープン以来、被災者もボランティアも、通りすがりのひとも、たくさんの人たちがここを利用し、食事をし、暖かな時間を過ごし、出会い、憩い、過ぎて行ったのだろうと思うと、「役割はしっかり果たしたのだな」と安心する。
おじの前夜式(仏教でいうお通夜)に出席して、そのことが重なった。突然の死は確かに受け入れがたいし悲しいけれど、81年の旅路をしっかり生き、役割も十分果たしたのだと思うと、どこかに安堵の気持ちもある。
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こロバの家でのAちゃんとの勉強が最後となり、お別れをした。高校が決まり4月からは新しい出発だ。昨年の6月にここでしばらく暮らしていたSちゃんも進路が決まったらしい。
フォルケにしばらくかかわっていたJさんは、福祉介護のみちに人生の舵を切り、新しいスタートをされている。
すべて安心、ばんばんざいではないけれど、ちょっとうれしいフォルケの3月。