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震災一年その1

石巻に常駐し、被災地支援活動を続けておられるパルシックの加藤さんより、報告のメールが届きました。
了解を得ましたので、ここでも報告いたします。

われわれフォルケの小さな活動の、その後の様子です。

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街の駅おちゃっこについて

2011年8月8日のオープンから7か月、地域交流センターとしての役割を終え、震災から1年を期に、3月でクローズすることになりました。

3/12(月)を最終オープン日とし、片づけをして、3月半ばには、オーナーの中村さんにお返しします。
川崎さん始め、小国フォルケのみなさま、および、小国からパルシックに送り込まれた?あきひろくんの活動なしには、このような場は作れなかったと、改めて感謝の思いを抱いています。
どうもありがとうございました。

街の駅おちゃっこには、たくさんのボランティアが訪れ、地域の方々との交流を通してのさまざまな感想を文章に残していってくれました。また、地域の利用さんの声を、ボランティアがインタビューしてまとめつつあります。いつかそれらを整理して、街の駅おちゃっこがどのような場であったか、どのように被災者支援に貢献できたか、どのような課題があったかなど、みなさまにシェアできればと思っております。

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つぎは南三陸町での活動です。

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荒砥の高橋源一さんの所に建てていただいた、お弁当屋さんは、2月中旬に訪れた所、つい最近電気が通ったそうで、お弁当屋さんではなく、わかめの作業場として利用すべく準備が進められていました。
すぐ隣には、源一さん自作のトタン板の小屋も建っていて、ホヤの加工に使うそうです。

源一さんはとてもお元気そうで、漁業再建に向けて忙しいそうにしている姿は活き活きとして見えました。

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そう書いて夜、偶然にスイッチを入れた7時のNHKニュースで、そのおちゃっこが閉鎖されるニュースだったのにはびっくり。
ここだけではなく、被災地全体でボランティアがこの1年を機に、急激に減るようです。

今月末より、若い友人のM君(独立学園49期)が仙台にある東北教区被災者支援センター・エマオ
エマオ
で働くことになり、微力ながらそちらへも、フォルケとしては支援をしたいと思っています。
by oguni-folke | 2012-03-03 21:57
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