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秋の被災地へ

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南三陸市・志津川町で 後ろの3階建ての鉄骨が、壊すことになったという防災の建物。
この3階を越えるまで海が押し寄せると思った人は、まずいなかったと思います。 

6日
朝8時出発、3人の若い人たちを乗せて、石巻~南三陸~気仙沼・本吉に行ってきました。

まず石巻のおちゃっこへ。

あいにくの雨でしたが、ちょうどお昼だったので、地元の人たちも集まって、にぎわっていました。大人のボランティアの方と一緒に、北大からのボランティアの学生さん2名がお手伝いを。
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今日のランチは「さば味噌煮」
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一応無料で提供していますが、カンパができる人はそれなりに、という形で。



3ヶ月前の写真を見て、同じ場所とは思えません。
3ヶ月前のおちゃっこ

外山少年は石巻市のほかの地区に、第2第3のおちゃっこを作るために仕事中でしたが、少し話もできました。

志津川を経由して、夏に小屋を立てた荒砥地区へ。
あの建物の上に、かもめがのんびり休んでいました。
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家主さんには会えませんでしたが、廃墟のようだったところで、新しい生活が始まっているなあという感じがしました。







海沿いの国道45号を、壊滅的なJR気仙沼線に沿って北上、2時過ぎには本吉地区の仮設住宅を経由して、ボランティア拠点に到着。ここで今新たな問題が。

今まではアプカスなどのNPOボランティアで仮設の防寒対策を進めてきて、これからも継続の予定ですが、ここ2、3日、国が防寒対策に本腰を入れるということを野田首相も国会で発言をしているのですね。これはいい情報です。

ただそこで、国の防寒対策がどのようなもので、いつ始まるのか、ということと無関係にはこちらが進められないという問題が出てきています。もちろん仮設に住むかたにとっては、国がしっかりとした防寒対策をしてくれればそれで良いわけですが。

確かな情報が求められています。

アプカスのボランティアのねぐらとなる拠点は、地元の人が地区の新しい集会所を提供してくださっていて、30名でも泊まれます。テント生活などから考えれば100倍は良い住環境です。(南三陸などには、まだテントで暮らしながらボランティアをしている人たちもいて、頭が下がります。)


私は3時過ぎに気仙沼を出て、7時過ぎにはフォルケに戻りました。
by oguni-folke | 2011-10-07 12:51
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