2日
トップニュースで、ビンラディンさんが殺害されたことが報じられている。アメリカはそれで驚喜しているとか。テロや彼の行動を肯定している(そもそもよくわからんが)わけではないが、彼が死んでも根本問題の解決にはなっていないのだろうから、このことが憎しみや報復の連鎖を生み出すことは確実で、世界がまた一歩、悲しい方向に歩みだしたような気がしてならない。
彼もいまや孤立し、過去の人となっていたようではあるが、第2、第3の新しい時代のビンラディンがすでに各地にうようよいるのだろう。彼を生み出した貧困や民主主義の欠如など、背景にある大きな課題についての希望を見つけたい。宗教間の対立ほど根深く愚かなものはない。対立の方向ではなく、共存の道へ進むことを祈りたい。
5月に入ったというのに、この寒さとまだまだ厚いこの雪、どうなっているのだろう。