前にも書いたけれど、そそっかしい私たち夫婦の標語は「ちょっと待てよ」
私たちのことをよくご存知の方はうなずくでしょう。
震災直後の混乱の中ではやむをえなかったことも、50日になろうとする今、それに便乗してちょっと危ない、吟味したほうが良い、あるいは立ち止まったほうが良いことも出始めているような気がしている。
たとえば「ひとつになろう日本!」
気持ちはわからないではないんだけどね。
復興という錦の御旗のもとで、トンでもないことが進まないように、
私の標語は「ちょっと待って日本」
少しここらで落ち着いて、ほんとうの復興、本当の希望への道をさぐりたい。
もっとも弱い人たちを中心に考えて。
同じように、キリスト教の世界でも、「これは祈って示されたことです」「イエス様からの声がありました」などといわれると、他の人は「それ違うんじゃない?」とは口を挟みにくい。それはとても大事なことではあるのだけれど。
でも私にも、そう信じていたはずが、結局間違っていた経験がある。
謙遜に耳と心を研ぎ澄ませたい。
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27日から、埼玉、つくばとまわり、先ほど戻りました。
つくばでは、小国の避難所でコンサートをしてくださった方たちのところへ、お礼の意味もこめて伺いました。豊かな時間でした。ありがとうございました。
詳しい報告はまたあとで。