月12日
夕方から新潟市豊栄のこまくさ保育園を会場にトーク・コンサート
豊栄で歌うのは4回目
今回の緩やかなテーマは「つながり」ということ
谷川俊太郎の「生きる」の詩、最初の連は「あなたと手をつなぐこと」で終わるのだが、このことばが最近特に心に響く
大きなほうから言えば、国境、民族、宗教、思想、利害などを超えて人類が手をつながなければ、次の世紀は迎えられないのではないか、ということ。
身近なことでいえば、ひとりの若者の支援を考えても、誰かひとりで関わるというのではなく、色々な人やグループがそれぞれの立場で関わるということが、とても大切なのではと思わされることが多いということ。
もちろん何でもかんでもではなく、つなぎ方が問題なのはいうまでもないが。
これから始まろうとする連立政権にも、違いもある者たちが、上手に繋がっていくということが求められるのかも知れない。
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保育園のホールは、これ以上の場所はないというほど響きが柔らかで、今回も気持ちよく歌わせていただきました。(と思っているのは歌い手だけかもしれないが・笑)
集まってくださったみなさん、ご準備された「ライツ」のみなさん、ありがとうございました。
17歳になったY君と何年ぶりかにあえたこと、K和学園の高校生が終わったあと「武さん、大人と子供の違いは何でしょうか?」とたずねてくださったことも心に残りました。
だそく
この日は私たちの婚約27周年記念日。27年前のあの日、福島は台風の中でした。「その後の私たちの人生を暗示しているかな」と思ったのでしたが、どうだったのでしょうか。